こんにちは、めぐーるギフトです。このサイトでは、ギフト選びで悩んでいる方へのお役立ち情報を、最新トレンドも交えてお届けします!
さて、数年前からお盆前後になると話題にあがる「お盆玉」という言葉ですが、どういうものか分かりますか?
簡単にいうと「お年玉の夏バージョン」。お盆の帰省時に祖父母から孫や子供たちにお小遣い(お金)をあげる習慣として浸透しつつあります。
そのもとになった風習や名前の由来などはこちら↓↓
昨今「お盆玉袋」の発売がメディアで取り上げられたり、大手スーパーが「お盆玉」にちなんだセールを実施したことで、世間での認知度はだんだん高まりつつありますが、実際に「お盆玉をあげている」人はまだそんなに多くはないようです。
ただ、「もらう立場」の中高生~大学生、そしてブームを販売戦略に利用しようとしている企業にとっては、ぜひとも根付いて欲しい習慣であることは間違ありません。私個人の意見ですが、そういう人たちは「お盆玉」普及を目指して、SNSなどで積極的に発信していく気がするので、今後どんどん広まり、将来的にはかなり浸透していくのではないかと思います。
前置きが長くなりましたが、今回は近い将来当たり前になるかもしれない(⁉)お盆玉について、相場やあげる対象別の平均金額、またお金以外で何が喜ばれるかについて調べてみました!
1.誰が誰にあげる?
「誰が誰にあげるべき」という決まりはありませんが、祖父母から孫や子供に渡すのが一般的のようです。
「盆と正月」と言われるように、お盆は正月同様にとても大切な行事なので、普段なかなか会えない孫や子供も都合をつけて帰省します。「せっかく来てくれたんだから、お小遣いでもあげたいな」と考えるシニア層の方は、「お盆玉」という言葉が世に出る以前からいたでしょうし、「お盆の帰省時にお金をあげる」という行為自体は最近始まったわけではないと思います。
そういうシニア層の方からは「別にお盆玉という習慣が出来たから、あげてるわけじゃないのに」という声が聞こえてきそうですね。あげる方は「純粋にあげたい」と思っているからあげているわけです。「お盆玉」が登場したことによって、もらう方が、「もらって当たり前」みたいな感覚にはなってほしくないと切に思います。
話は戻して「誰が誰にあげるか」ですが、世間の声では「祖父母から孫・子供たち」が一般的のようですが、私個人の意見としては、「久しぶりに会ったからお小遣いでもあげたいな」と素直にそう感じる相手にあげればいいのかなと思います。もちろん負担のない範囲で。あげるベクトルも、絶対に年長者から年少者でなければならないという固定観念は捨て、「余裕のある方が無理のない範囲で渡す」という感覚でいいのではないでしょうか。例えば、
・社会人で収入のある人が、歳の離れたいとこ(学生)にあげる
・収入に余裕がある子供が、年金生活の両親にあげる
・夏のボーナスが例年より多かったので、家族や親せきにお裾分けであげる
など心意気を表わしつつ渡せば、もらった方も気負うことなく、素直に喜べるように思います。もちろん、余裕がなかったり必要性を感じなけば渡さなければいい訳で、「たんに決まり事だから、(疑問にも思うことなく)それに従う」というのは何だか違うのでは?というのが個人の意見です。
2.甥っ子姪っ子にあげる?
さて、「お盆玉」が「お年玉」みたいなものと認識されているなら必然的に、帰省で集まった甥っ子・姪っ子など親戚の子供たちにもお金を渡すのか、という問題が出てきます。これについては、事前に親戚間で話し合っておくのが大切でしょう。話し合う内容は、
1、「お盆玉」をあげるのか?
2、もしあげるなら、いくらか?
3、事前にあげないと決めていたのに、子供たちから催促されたら、どう対応するか?
など、口裏合わせをしておけば、お互いに余計な気を使うことなく、久々の再会を純粋に楽しめるでしょう。そして、「お盆玉」をあげ始めたら、毎年期待されるのは目に見えてますので、金額設定は慎重に行ったほう良さそうですね(笑)
3.相場はどのくらい?-小学生・中学生などの平均金額など-
「お盆玉」としてお小遣いをあげる習慣自体が歴史が浅いので、相場をはかれるデータはまだないようですが、ネットでの意見をまとめると、お年玉と同じ位、もしくはすこし少ない金額
幼児: 1000円以下
小学生: 1000~3000円
中学生: 3000~5000円
高校生: 5000~10000円
が目安です。
個々人や家庭によってマチマチなのは当然として、先述したように「甥っ子・姪っ子に渡す」場合は、この目安を参考に、事前の打合せをしておいたほうが得策でしょう。お盆の帰省では、これ以外に「交通費・手土産代・御仏前」など必要な出費がたくさんです。何にお金を使うかは個人の自由ですが、自分の首を絞めることだけはないようにしたいものです。
4.お金以外に喜ばれるもの
そして、本音を言えば…「お盆にお小遣いをあげる余裕なんてない!!」という人も、少なからずいるのではないでしょうか。(はい、そんな私も、むしろ欲しいぐらいですが)お金は無理だけど、せめて気持ちだけでも「お盆玉」を渡したい!!という人は、代わりに物やお菓子を渡したらいかがでしょうか?選択肢は色々あるようなので、紹介してまいります。
4-1.お菓子の詰め合わせ
最近は、大手スーパーなら常時販売されていますし、またネットなら、駄菓子系からキャラクターもの、地域限定・期間限定ものなどバラエティー豊富なので幼児から大人まで対応可です。ちなみに、小学校低学年までの子供については
ORICON NEWSでは、小学校・低学年までの子どもがいる父母を対象に、帰省した際に祖父母からもらって子どもが“本当に”喜んでいた物をアンケート調査。(中略)
『帰省した際に子どもが祖父母にもらって喜ぶモノ』をリサーチしたところ、
1位は【お菓子】
2位に【ゲームソフト】
3位【文房具】
という結果に。意外にも高額なゲームソフトより、お菓子で出迎えてくれた方が、子どもたちは喜んでいるようだ。
引用: ORION NEWS「帰省時に渡す「お盆玉」が浸透! 子どもや孫が貰って、“本当に”嬉しいモノとは!?」2017年7月24日
ということで、「お菓子が一番喜ばれる」という結果に!!“お財布に優しい”お菓子は、正直ありがたい…。孫や甥っ子姪っ子が好きなモノを、喜ぶ顔を思い浮かべながら選ぶのも楽しいひと時ですね。
2WAYバッグ入りお菓子詰め合わせ
安価な値段で、子供たちに大人気のキャラクターミニオンバッグ入り。
駄菓子27点 おもしろ駄菓子箱
レトロなパッケージで子供も大人も楽しめること間違いなし。限定おもちゃ付きなのも嬉しいポイント。
5種類のキットカットの詰め合わせ
普通のお店じゃなかなか「和苺」「 宇治抹茶」「 白桃」「 巨峰」「 メロン」の5つの味が楽しめるセット。特に女子中高生に喜ばれそうです。
4-2.文房具
ある意味「消耗品」である文房具は、いくらもらっても困らない実用的なプレゼント。最近の文房具は、可愛い(カッコいい)だけでなく機能性と使いやすさもクリアした良品がたくさん。日々勉学、趣味にがんばる子供たちにエールを込めて贈ってあげましょう。
4-3.花火・水遊びグッズなど皆で楽しめるもの
ある地域では、子供たちに「お盆玉」ならぬ「花火代」として少額のお金をあげる風習があるところも。田舎の方では、お盆の夜に、親戚みんなで花火をする光景が今も変わらずよく見られます。夏のいい思い出ですね。また小さい子供たちがいる家庭では、水遊びグッズやしゃぼん玉などもおススメです。皆で集まるチャンスが限られているからこそ、思い出作りにワイワイみんなで盛り上がれる物がいいですね。
4-4.福袋
中身が気になる「福袋」ってワクワクしますし、特別感が演出できます。大手イオンなどでは「お盆玉福袋」なるものが販売されるところもあるので、早めにチェックしてみては?
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またネットでは、福袋のような「まとめ買い」「詰め合わせ」セットが種類豊富に販売されています。あげる子供達の好きなモノを事前にリサーチして、詰め合わせでプレゼントしたら、きっとハイテンションで喜んでくれるでしょう。
2WAYバッグ入りお菓子詰め合わせ
男の子にも女の子にも大人気のスヌーピーグッズ詰め合わせ。ハンカチ、ミニポーチ、ペン、消しゴムなど小学生低学年までの子ども達なら喜んでくれそうな盛りだくさんの内容です。
4-5.一律500円ぽっきり
「お金以外」といいつつ、結局「お金」なんですがお盆玉一律「500円」というのはいかがでしょう。年齢を問わず「500円」ポッキリと決めてしまえば、あげる方としては色々悩まず、準備も楽かなと思いますが…。個人的には、「お盆玉」が定着して、もしお金を渡す世の中になったとしてもワンコイン500円が妥協点です(笑)100円ショップに行けば、ワンコインを入れるのにちょうどいいミニポチ袋が売ってあります。何だか可愛いし「これ使えばいいのでは?」と思ってます。
まとめ
「お盆玉」という新習慣が、一時的なブームで終わるのか、もしくは習慣として当たり前のように根付くのか現時点では何とも言えません。ただ、子供たちから「お盆玉ちょうだい」と言われて「お盆玉って何?」「えっ、みんなあげてるから、自分もあげないといけないの?」「で、いくら?」などとあわあわ戸惑わなくていいようにしたいものです。今後の動向にアンテナを張っておくと同時に、自分のスタンスを決めておいたほうが良さそうですね。
この記事が皆さんの毎日にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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