「捨てる」と「棄てる」漢字で違う意味と使い方|断捨離の「捨」が意味する事とは?

雑学

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本日の内容は「すてる」について。

「すてる」を漢字で書くと
・捨てる
・棄てる

の2通りになりますが、

意味の違いや使い分けに迷った
ことはありませんか?

どちらも似た意味ですが、
ニュアンスがちょっと異なるようです。

ポイントは「捨」と「棄」
それぞれの漢字が持つ意味を理解すること!

ということで、
本記事では「捨てる」vs「棄てる」の違い
迷われている方にすっきりしてもらうべく、

・「すてる」の持つコアな意味
・それぞれの漢字が持つ意味
・使い分け方

をまとめました。

また「捨」という漢字は、
いわゆる「断捨離」の漢字にも使われていますね。

この「捨」の意味を知ることで、

「断捨離」の意味がより理解できると思います。

気になっている人はぜひ最後まで読んで下さい。

 

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1.「すてる」の持つコアな意味

「捨てる」と「棄てる」の使い分けの前に、
「すてる」という動作が、
一体どういう意味を持つのか
コアの部分を確認しておきましょう。

Q.「すてる」とは?   

参考:「基礎日本語辞典

「不要な事物、関係のない事物を自分の所属や領域の外へやる」

というのがコアな意味です。

つまり、

要らないから、自分の関係ある範囲から出す

という意志的な行動になります。

(その点、無意識に手元からなくなる「なくす」や、
後でまた戻ってくるかもしれない「落とす」とは
異なります。)

例えば、
・ごみをすてる
・書類をすてる

など、不要な物(もの)を、
自分が関係する
範囲から出す場合

また、
・恋人をすてる
・夢をすてる
・世をすてる

など、自分の所有権の放棄や、
自分の影響が及ばない状態にする
といった場合にも使います。

いずれにせよ、
「すてる」という行為には、

もう自分には要らない!
だから、
自分の関係ないところへ行け!

といった意志がそこに存在します。

 

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2.「捨」の意味を成り立ちから探る

「捨」の漢字は、

「扌(てへん)」+「舎(宿舎)」

で構成されています。

「舎」の意味は諸説ありますが、
軍隊が訓練先などで仮設する簡易な宿舎に
滞在した後、その宿をすてる

という意味で使われるようになりました。

そして、単なる宿舎の意味である「舎」と
明確に使い分けられるように、

「扌(てへん)」をつけて

「捨」を「すてる」の意味で使うように
なったそうです。

意味は、上で説明した
不要な事物、関係のない事物を自分の所属や領域の外へやる

になります。

例えば、
・捨象(シャショウ)
・喜捨(キシャ)
・取捨(シュシャ)

などの使用例がありますね。

 

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3.「棄」の意味を成り立ちから探る

「棄」の漢字の構成は次の図のとおり、

それぞれ3つの象形文字の意味は、

「子を流す」+「ごみを押しのける」+「両手」

であり、つまり、

生まれた子をすてる様子

を表わした漢字になります。

元々はちょっと怖い意味を持った漢字
だったんですね。
そこから、現在のような

・うちすてる
・すて去る
・権利あるものをすてる

といったニュアンスが生まれました。

例えば、
・棄権(キケン)
・放棄(ホウキ)
・棄却(キキャク)
・破棄(ハキ)
・自暴自棄(ジボウジキ)

などが使用例です。

「棄」の漢字を使うと、

不要!あっち行け!

「より強く排除する」ニュアンスが加わる
かなと思います。

 

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4.「捨てる」vs「棄てる」 使いわけ

4-1.どちらの漢字が正しい?

文化庁発表の常用漢字表にて
「捨」「棄」2つの漢字の読みは
次のように登録されています。

読み
すてる シャ

じつは、「棄」の読みですが、
「キ」のみの登録
「すてる」は登録されていません

したがって、
本来は「棄てる」の意味で使いたいときも
読みが登録されていないので
「捨てる」で代用できる

ことになっているので、

基本「捨てる」と書いておけば
間違いではないようです。

4-2.ニュアンスまで正確に伝えたいなら

「捨てる」「棄てる」どちらを書いても
間違いではないということですが、

漢字が違うと、
もちろんニュアンスが異なります。

また、それぞれの漢字が持つコアな意味に
近いほうがしっくりくるようです。

先ほど、

「捨」不要な事物、関係のない事物を自分の所属や領域の外へやる
「棄」= うちすてる、すて去る、権利あるものをすてる

と説明しました。

このことを踏まえて、どっちがピッタリ来るか
考えてみて下さい。

・ごみを(     )
・恋人を(     )
・死体を(     )
・権利を(     )

繰り返しになりますが、どちらも間違いでないです。

なので、次の回答例は
私自身のイメージに過ぎませんが、

・ごみを( 捨てる・棄てる )
・恋人を( 捨てる  )
・死体を( 棄てる  )
・権利を( 棄てる  )

となるかなと思います。

死体については「死体遺棄」、
権利については「棄権」という
言葉が存在するので、
「棄てる」のほうがしっくりくる
というのが個人的な感想です。

さて、みなさんはどちらを使いますか?

 

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5.「断捨離」における「捨てる」の意

断捨離という言葉に含まれる「すてる」が、

「棄てる」ではなく、
「捨てる」であるのは、

断捨離の考え方に通じるからです。

断捨離の第一人者
「やましたひでこさん」の書籍に
こう書かれています。

「捨」は仏教用語に「喜捨(進んで寺社、僧や貧者に金品を寄付すること)」という言葉があるように、「ほどこし」の意味を持ちます。「ほどこす」とは、自分の所では活かすことができないので、別の場所、人の所で生き返らす、ということ。
一方「棄」はいわゆる「廃棄処分」の「棄」。モノを打ち捨てるようなイメージ。

引用:「新・生き方術 俯瞰力 続・断捨離

「捨」とは、
自分にとって不要になったものを
それを必要としている他の所へ
巡らし、再生させる

ことです。
物を譲る、リサイクルショップに出す
などモノとして巡らすだけでなく、

ごみを適切に処分し、
再生資源として再利用することも
含まれます。

そう考えると、
「ごみを捨てる」vs「ごみを棄てる」

断捨離の観点からすると、
「ごみを捨てる」という姿勢で
取り組むべきであり、

2つの漢字の違いも、イメージが
掴みやすいのではないでしょうか。

 

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まとめ

以上本記事では、
「捨てる」vs「棄てる」の違いについて
それぞれの漢字の成り立ちと意味から
探ってまいりました。

内容をまとめると、
・一般的にどちらを書いても間違いではない
・意味のニュアンスによって使い分けよう
・断捨離の観点から言うと、「捨てる」姿勢が大切

になります。

「捨てる」?「棄てる」?

どちらの漢字を使っていいか迷った時には
参考にしてみてくださいね。

この記事が皆さまの毎日にとって少しでもお役に立てたら幸いです。

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