こんにちは、めぐーるギフトです。このサイトでは、ギフト選びで悩んでいる方へのお役立ち情報を、最新トレンドも交えてお届けします!
今回のテーマは「花束のプレゼント」について。
華やかな演出で想いを伝えることができる「花束」は、お祝いの時や記念日、母の日のイベントなどで重宝されるプレゼントです。結婚式や退職祝いなど、シーンによっては「花束がないと成立しない」というほど、わたしたちは慣例的に花束ギフトを贈っています。
そして、この「花束」についてたびたび議論されることがあります。
それは、
花束をもらって嬉しいか、嬉しくないか。
という問題。
お花が大好きな人、とくに大好きな女性にとっては、「え!嬉しくない人がいるの?」と軽く衝撃かもしれませんね。実際は、さまざまな理由で「嬉しくない」「迷惑だ」と感じている人がいるのは確かなようです。
また、とくに女性たちの間で話題になるのが「男性から贈られる花束」について。
単に「飾る場所がない」「手入れが大変だ」といった物理的な問題だけでなく、そこには男女関係における感情が大きく影響しています。感情によって「嬉しい」と感じたり、「嬉しくない」「正直こまる」と感じたり。どうも「男性が女性に花束を贈る」際には、気を付けるべきポイントがいくつかあるようです。
そして、私個人の意見としては、
一定数「嬉しくない」と感じる人がいたとしても、やはり「花束を贈る」習慣はすたれて欲しくない
というふうに思っています。
花は、心を癒し、人と人とをつなぐコミュニケーションツールとしてとても有効です。上手に用いれば、人生をも人間関係をも豊かにしてくれる価値がそこにはあると思っています。
ということで、本記事では、「花束プレゼントが嬉しくない」という人の心にも響く花束の贈り方を探ってまいります。
・相手の状況に応じた渡し方
・贈ったあとに迷惑にならない方法
・男性が女性に贈る場合に確認すべきこと
などを具体的に考えてみましたので、気になる方は最後まで読んでください。
(※本記事において「花束」はドライフラワーなどではなく、生花の花束という意で使います)
1.「嬉しくない」女性が4割も⁉
花束をもらって「嬉しくない」「迷惑だ」と思う人はどれくらいいるのか、ネットのアンケート結果を確認しましょう(リサーチパネル、マイナビニュースから引用させてもらいました)
1、「花束をプレゼントされたら嬉しいですか? 」 引用サイト:リサーチパネル
● 嬉しい | 64.5% |
● 嬉しくない | 6.4% |
● どちらでもない | 23.1% |
● 迷惑に感じる | 6.0% |
実施日:2013/2/25 回答:31500件(対象:男女、年代不明)
男女問わず聞いたアンケートになりますが、これによると「嬉しい」と感じている人が全体の65%ほど、「嬉しくない」「迷惑だ」という人が全体の1割強いるということが分かりました。
2、(女性に質問)あなたは男性からの花束のプレゼントってうれしいもの?
引用サイト:マイナビニュース
「嬉しい」…60.7%
「嬉しくない」…39.3%
こちらは女性にのみ聞いたアンケートになります。「嬉しい」と感じる人が多数派とはいえ、約4割もの女性が、男性からの花束のプレゼントを「嬉しくない」と回答しています。
ちなみに嬉しいと感じる理由は(1、2どちらも似たような回答で)
・花が好き
・癒される
・特別感がある
・気持ちが嬉しい
・もらえるものは何でも嬉しい など
「素直にうれしい」と感じているのが分かる意見が多いです(こう感じる人は大抵、どんなプレゼントでも喜んでくれる気がしますが…)。
そして驚きなのが、男性から女性に贈られる場合、4割もの人が「嬉しくない」と答えていることです。4割って結構な割合ですよね。失敗したくない男性にとっては、ハードルが高く感じてしまうのではないでしょうか。
2.嬉しくない理由
ということで、ネット上のリアルな声を参考に「嬉しくない理由」をまとめました!
(※参考にさせてもらったサイトは2の最後に記載)
2-1.(本来は嬉しいけど)諸事情で、嬉しくない場合
2-1-1.花瓶がない
「花瓶の1つぐらいあるだろう」と思うかもしれませんが、案外持っていない人は多いです。一人暮らし、引っ越ししたばかり、買う機会がなかったなど。小ぶりなものならグラスや空き瓶で代用できますが、明らかに花瓶じゃないと対応できないサイズの花束をもらってしまったら…困り果てます。
2-1-2.飾る場所がない
スペースの問題や、飾っても似合わないなど、理想と現実は違います。「お部屋に花を飾るのは心に余裕がある証拠」と言われますが、花を愉しむモードじゃない時の花束は、嬉しいというより切なさを感じてしまいます。
2-1-3.手入れができない(手入れが面倒)
やり方が分からない人も中にはいるかもしれませんが、家を空けるや、手入れをする時間が取れない場合は、枯れゆく花達を見て申し訳ない気持ちになります。
せっかくもらった花束だからできるだけ長く保ちたいと願う反面、花の手入れはけっこう手間です。①花瓶への移し替え(長持ちさせるための水切りも含む) ②毎日の水替え ③花瓶の洗浄 など、多忙な人は面倒に感じてしまいます。
2-1-4.虫がわく、花粉が散る
生花だから仕方がないのですが、虫や花粉の問題が生じることも。
2-1-5.ペットがいる
「花瓶を倒される、噛まれる、狙われる」など、元気なペットがいる場合は、せっかく心を癒してくれるはずの花束が、ストレスの原因になってしまいます。また嗅覚が優れている犬の中には、香りの強い花束に酔ってしまったり、敏感になってしまう犬もいるとのこと。
2-1-6.持って帰るのが大変
いつどこでもらうかによりますが、「え!なんでこのタイミングで」という時に渡される花束はご勘弁です。たとえば、「今から帰りの満員電車で帰るのに、退職祝いで、大きくてしかも香りがぷんぷんする花束をもらう」など。
このように、本来は「花が好き」「花束うれしい」という人でも、万全の状態じゃないと喜べない人もいますので、相手の現況をおもんばかることが大切です。
2-2.心から「嬉しくない」場合
2-2-1.花が苦手
生理的に「花が嫌い」「花が苦手」という人が世の中にはいるみたいです。「花恐怖症」という言葉もあります。
・アレルギーがある
・匂いがダメ、酔う
・めしべなどの造りが気持ち悪い
そして「切り花」においては、
・切り花が生首に思える
・切り花が「花の死体」に思える など
(参考:発言小町「花が苦手な方いますか?」)
パンジーが人の顔に見えてしまうという悩みを持った人も。
2-2-2.「嬉しくない人」からもらった場合
これは「男性から女性に贈る」など、異性からの花束プレゼントで起こりがちなパターンです。
「ぶっちゃけ、好きな人以外からの花束なんていらない」
といった感じでしょうか。
「嬉しいかどうか」は、くれる相手によるので、極論を言えば「好きな人からだったら何だって嬉しい」というのが正直なところかもしれません。
そして「男性からの花束プレゼント」をもらう行為自体が、通常の女性にとっては、非日常的で特別感があるので、もし大して好きでもない人から贈られたら、
・重たい
・リアクションに困る
・普通に気持ちが悪い
といった声が聞かれました。
ほぼほぼ両想いを確信できている相手なら、とても喜んでもらえそうですが、判断を誤って先走りした結果、一瞬で引かれてしまう危険性をはらんでいるのが「花束プレゼント」かもしれません。
けっこうリスキーではあります。
2-2-3.期待していたプレゼントが花束だけ
「男性から女性に贈る」誕生日やクリスマスなどのビックイベントのプレゼントが「花束だけ」というのは、ものすごく喪失感を感じるそうです。期待値が高いだけにですね。
つまり、花束は「メインのプレゼントのプラスα」という認識で
たとえば、
・ジュエリー(メイン)+花束
といった感じです。
また「女性=花さえあげれば満足する」といった安易な発想もマイナスポイントとのこと。「花束だけ」あげる場合は、お家へ遊びに来たときの手土産など、普段のちょっとした時が喜ばれます。
大事な日には、花束はあくまでプラスαという認識でいましょう。
2-2-3.シチュエーションによる
ドラマや漫画の影響もあるのか「男性から女性への花束」はキザな印象があるので、周りの人の目が気になるシチュエーションでもらうのはチョットという女性は多いです。
周りの目が気になって素直に喜べない、また、そういった配慮もできないのかとマイナスにとられかねません。
車の中で渡す、人目が気にならない場所で渡すなどのちょっとした気遣いが必要なようです。
※参考サイト ・発言小町「花束を貰って嬉しいと思う方っていらっしゃるのですか?」 ・発言小町「花、贈られると嬉しいですか??」 ・yahoo知恵袋「花をもらっても嬉しくない女性がいるということを知りました。あなたはどうでしょうか?」 他 |
3.相手のことを配慮した上でえらぶ
こう見ていくと、花束をもらって「嬉しくない」人を喜ばせる為には難易度があるように思います。
「そもそも花がダメ」「誰にどこでもらうかによる」「もらってもいいけど負担にならなければ」など、そのあたりの問題をクリアできるかどうかが鍵です。
難易度【高】
1、生理的に花がダメな人の場合
生理的に受け付けない、花恐怖症の人に、花束をおくるのは酷なことです。見るだけでも嫌、触るなんてムリという話なので、たいていの場合「もらったらすぐに捨てる」「人にあげる」結末に。
「花が苦手なんです。」
「花恐怖症なんで、花束なんて持つことすらできないんです。」
と周りに公言できるなら、そういった事態は避けられるかもしれませんが、
ただ「花は誰がもらっても嬉しいもの(とくに、女性は嬉しいもの)」との一般論がはびこる現状においては、変な目で見られるかもしれない不安もあります。
「世の中には花が本当に苦手な人がいる」
というのを、周りが知識として知っておくことが大切です。
この場合は、「捨てられる運命」の花を無理してあげるよりも他の選択肢を考えることをおすすめします。
難易度【中】
1、誰にもらうかによる場合
(異性関係の場合)好意的に思われている状態での最後の一押しに「花束」は有効です。よって、まずは「好きになってもらう」努力、つまり、自分磨きが先決でしょう。
2、もらうシチュエーションによる場合
(異性関係の場合)「相手にとっての理想的なシチュエーション」を知ることから始まります。先ほど「人の目が気にならない場面でもらいたい女性が多い」と言いましたが、人によっては派手な演出で、むしろたくさんの人に見られている時にもらいたい人がいるかもしれません。普段の何気ない会話や行動の中で、それとなく聞き出したり、推測できたらスマートですね。決して自分の理想を押し付けないことがポイントです。
難易度【低】
1、飾る場所がない場合
小ぶりの花や一凛だけなど、できるだけ負担にならないサイズにしましょう。それだけじゃ寂しい場合は、メインは他のものにして(花束以外)、花はちょっと添えるぐらいでいいかもしれません。
2、ペットがいる場合
ペットにイタズラされない場所に飾れる壁掛けタイプのブリザードフラワーやハーバリウムは如何でしょうか。
3、花瓶がない場合
花束と花瓶がセットになった商品もあります。小ぶりの花束ならグラスなどで対応できますが、大ぶりとなると専用花瓶が必要なので、下のようなサービスは便利ですね。
4、手入れが面倒という場合
生花でも切り花はどうしても手入が必要になってしまいます。フラワーアレンジメントされたものや、ブリザードフラワー、数年前から流行しているハーバリウムなど手入れが要らないのがおすすめです。
5、持ち帰るのが大変という場合
持ち帰れるサイズのものを検討するか、自宅に届けてくれる郵送サービスを利用しましょう。言うまでもなく、持ち帰る際の手提げ袋は忘れずに準備してください。
以上の点を踏まえて、下のような商品はどうかなと思います。
①ドライフラワーのフラワーリース
お手入れ不要、壁にかけられるので飾るスペースがなくても大丈夫です。また、丸いカタチのリースは「結ぶ」「終わりがない」といった縁起の良い意味合いもあるので、お祝い事やギフトにも最適ではないでしょうか。
②オーダーメイドのフラワーギフト
また、オリジナリティー溢れる「花束」で相手をおもいっきり喜ばせたい、思い出に残る演出をしたい場合はこのようなサービスは如何でしょうか?3000円からオーダーが可能で、フラワーデザイナーさんから直接お花が届くそうですよ。
引用:Sakaseru
③「花言葉」「誕生花」「花の色」をかけあわせた花ギフト
こちらは誕生花に花言葉のメッセージがついているそうです。「自分のことを想って選んでくれた」という特別感がお相手に伝わり、きっと喜んでもらえると思います。
まとめ
以上、「花束プレゼント」についてお伝えしてまいりました。
「もらって嬉しい!」という人もたくさんいる一方、「嬉しくない」「迷惑だ」という人もいる現状において、何とか喜んでもらえる方法はないか探ってまいりましたが、いかがでしたか?
まずは「嬉しくない理由」を理解すること、深堀することが大切のようですね。その上で、定番や慣習にとらわれすぎることなく、もらう側の状況や負担を考慮した「ぴったりの花ギフト」が送れたらベストだと思います。
この記事が皆さまの毎日にとって少しでもお役に立てたら幸いです。
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