こんにちは、めぐーるギフトです。このサイトでは、ギフト選びで悩んでいる方へのお役立ち情報を、最新トレンドも交えてお届けします!
皆さん、「アタバッグ」と聞いて何のことだかピンと来ますか?「アタ」が材料で作られたバッグのことなのですが、「アタ」=インドネシアに自生しているシダ科の植物ということで、インドネシア・バリ島の地元の職人さん達がその「アタ」を編んで作る民芸品のバッグのことです。バリ島の代表的なお土産であり、特に旅行でバリを訪れる女性たちにとっては、旅の目的の1つになるほど、熱い支持を得ています。
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「アタ製品」の素材や作り方など詳しい説明はこちら↓↓
ということで本記事では、女性達に長く愛用され続ける「アタバッグ」の魅力と、人気の高いハイグレードタイプの見分け方について調べてまとめました。知れば知るほど欲しくなってしまうという…高級で上質な「アタバッグ」とは!?一体どんなものなのか、お伝えしてまいります!
1.アタバッグの魅力をまとめてみた
世界にただ一つのオリジナル
自然素材「アタ」を材料とし、アタ職人達が1つ1つ手作りで製作しているので、世界に全く同じもの二つとない「唯一無二」のものとなります。一見同じような製品でも、形やデザインの細部に、1人1人違う職人の個性が汲み取れるのがアタバッグの魅力でしょう。
手編みの温かさ
100%手作業で丁寧に編まれたアタバッグは、既製品にはない温かみが感じられます。アタバッグを通して人のぬくもり、手のぬくもりが伝わり、心が癒される感覚です。
使い込むほど味が出る
アタ製品は使い込むごとに少しずつ趣深いアメ色に変化し、風合いも増していきます。正しい取扱い方法とお手入れを施すことで経年変化を味わいながら、長くご愛用頂けます。実用品としてのバッグですが、その味わい深い色味はアンティークやビンテージ調、ナチュラルテイストなど幅広いインテリアにマッチ。部屋にさりげなく置いておくだけでもオシャレです。
丈夫で耐久性がある
「アタ製品」はもともと、祭りで使われる「アタ製の盾」を編む技術を応用して作られた非常に丈夫なつくりで、耐久性も十分です。本場バリでは「100年使える」と言われるほど。目が詰まっていて強度もあり、型崩れもしにくいです。また製作の流れにおいて、燻蒸(くんじょう)という過程を経ることで防虫効果と強度を高める効果があります。
お手入れが楽、水洗いもOK
メンテナンス方法は基本的に乾拭きで大丈夫です。網目に塵や埃が詰まった場合は、柔らかいブラシなどで軽くブラッシングしましょう。汚れがひどい場合は、中性洗剤での水洗いも可能ですが、洗った後はしっかりと乾燥する必要があります。というのも、水分が残るとカビの原因になります。
コーディネートを引き立てる
シンプルなものから可愛らしいものエレガントなものまで、デザイン豊富なアタバッグはナチュラルな素材感がその魅力をさらに引き立てて、いつものコーディネートにワンランク上のスパイスが加わります。最近は浴衣や着物など、和風コーディネートを楽しむ人も増えてきましたね。
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また夏向きの素材ではありますが、布地やファー、フリンジ等との組み合わせで季節を問わない使い方もできそうです。
2.グレードの見分け方は?
アタバッグをはじめ、アタ製品のグレードは「素材」「製法」、そして「アタ職人さんの腕」によって品質が大きく変わります。市場にはたくさんの種類・デザイン・グレードのものが出回っていますので、納得の品をゲットするために、見極めポイントをしっかり身につけてまいりましょう!
作製地はどこか
アタ製品の発祥地、バリ島東部の「トゥガナン村」では現代でも伝統的製法に基づいて、熟練のアタ職人が、丁寧に1つ1つ作り上げています。もちろん、「トゥガナン村」のお店も多数あり、お店によっては、大量生産を目的とした粗悪品を取り扱っている所もあるようですが、バリ島の他地域に比べて良品に出会える確率が高いです。日本の有名デパートのバイヤー、欧米のインテリアバイヤーなど世界各国から最上級のアタを求め、買い付けに訪れています。また、バリ島の最高級リゾートホテル、「フォーシーズンズ・ホテル」「アマン・リゾーツ」などで採用されているアタ製品もトゥガナン村のもの。丁寧なつくりで耐久性も抜群なので、ホテルやレストランの業務用アイテムとしても使われるほど高品質。さらに、本家トゥガナン村産のアタは、黄金色に近い色味で、出来上りの味わい・深みが違うのも特徴です。(他の島産のアタは茶色に近く、ちょっと濃い色です)
匂いで判断
アタ製品は、製造過程において、「燻蒸(くんじょう)、スモーク」という工程を経ます。具体的には、製品が編みあがった後、天日干しをし、その後ココナッツチップを燃やした煙で燻す作業ですが、これは防虫・カビ防止・アメ色艶出し効果があります。しっかり燻蒸された製品は、独特な匂いがしますので、ちゃんと匂いがするかどうかも良品を確かめるポイント。ただ最近は、この匂いを嫌うお客さんもいるということで、燻蒸の後、再度天日干しをして匂いを抜いたり、燻蒸工程そのものを省くこともあるようです。私個人としては、香ばしい匂いで、むしろ匂いたくなる程好きなんですが…気になる人も多いようです。
ゆがみの有無で判断
手作業で細かく丁寧に編まれたアタ製品は、頑丈で型崩れもしにくく、均一のバランスで安定感ある仕上がりです。製品に「ゆがみ」「ひずみ」がないかどうかも、良品を見分けるのに重要なポイントになります。そして、一番重要なポイントが編み目です。ほぼ100%人の手によって作られるアタ製品は、作り手の技術によって網目の美しさに違いが出ます。細かさ、均一性、丁寧さで判断しましょう。
【スタンダードgrade】
一般的に最も流通しているタイプ。
【ハイgrade】
スタンダードの約2倍の時間を要する。流通量が少なく手に入りにくい。
【スーパーハイgrade】
ごく一部の腕の良いアタ職人にしか作れない超高級品。貴重で価格も高くなります。
「バリ雑貨の通販!~ピュアラバリ」さんのサイトでグレード別に詳しく説明されていますので、チェックされることをおススメします。
3.高級ハイグレードタイプのおすすめ商品
高品質のアタバックは、大切に使えば「100年使える」ほどの耐久性でいわば一生物です!どうせ買うならと、ハイグレードな高級タイプを求める人も多いようです。ということで、ここからはネットで購入可能な高品質なハイグレードタイプを吟味しましたのでご紹介してまいります。
究極の細かな編み目とシルエット
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販売元: バリ雑貨の通販!~ピュアラバリ
完璧なまでにととのった超極細あみの編み目がため息が出るほど美しい仕上がり。均整のとれた楕円形のシンプルデザイン。このバッグを作れる職人さんは唯1人というこで、正にお宝級ですね。
限界のこまかさに挑戦した、至極品
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販売元: Rosily
直接バリ島のアタ職人に製作を依頼をして出来上がるウルトラスーパーハイグレードなアタバッグ。その美しさとオーラは人を魅了し販売と同時に完売してしまう最高級バッグ。
アタデザイナーさん厳選アタバッグ
「アタバッグ」を検索すると、時々「ナルミニさん」「ナルミニさんのアタバッグ」というキーワードに遭遇しますが、この「ナルミニさん」というのは、バリ島在住のアタデザイナー、ワヤン・ナルミニさんという方で、その方が責任持って企画販売されているアタバッグということで、品質・デザイン共に安心できる作りです。
現地で買うなら、有名店「アシタバ」
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クオリティーの高さで定評のある人気店「アシタバ」には、アタバッグをはじめ種類豊富なアタ製品が並び、観光客やバイヤーが多く訪れることで有名です。バリ島内に5店舗を構える人気店(2018年7月現在)で、デンパサール市内の本店ではショップのほかに工房も併設されていて、希望すれば工房見学も可能です。通販もありますが、実店舗にくらべて商品数は限られますので、バリ島旅行の際はぜひ足を運んでみては?
まとめ
本記事では、女性たちの間で根強い人気の「アタバッグ」についてグレードの見分け方もあわせてご紹介してまいりました。
1つ1つが手作りのアタバッグは、手間と時間と、そしてアタ職人の技術をもってはじめて完成するまさに伝統工芸品です。しかし現地では、作り手の減少も問題となっており、今後、その価値と値段はどんどん上がっていくのは避けられない状況のようです。今、使い手の私たちができることは何でしょうか。…まずは、アタバッグの魅力の本質を知り、そしてホンモノに触れてその良さを実感したら、身近な所からその価値が伝えていくことかなと思います。伝統工芸品である「アタ製品」が今後も継承されていくことを願うばかりです。
この記事が皆さまの毎日にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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