こんにちは、めぐーるギフトです。このサイトでは、ギフト選びで悩んでいる方へのお役立ち情報を、最新トレンドも交えてお届けします!
今回取り上げるテーマは、「ハーバリウムオイルの捨て方」です。
その前に、「ハーバリウム」自体をご存じない方のために簡単に説明すると、
このハーバリウム、花や植物を「液体オイル」に浸してその瑞々しさを楽しむものなんですが、このオイルの処理に悩んでいる人がたくさんいるようです。
ということで今回は、捨てる時に迷わない「ハーバリウムオイルの正しい捨て方」と役に立つ失敗しない注意点についてご紹介します。
「ハーバリウムオイル」についての詳しい内容はこちら↓↓
ハーバリウムオイルの成分とは?液体の種類とおすすめの代用品も紹介
1.ハーバリウムオイルの捨て方について
どうやって捨てるのか、簡単に言いますと、
・食用油と同じように捨てる
・可燃ごみとして出す
になります。
つまり、各自治体によって決められた食用油(可燃ごみ扱い)の捨て方にしたがって捨てればいいということです。そして、「食用油はどうやって捨てるのか」ですが、いくつかご紹介していきます。「油」を「ハーバリウムオイル」だと想像しながら(笑)ご自分にあった捨て方を探ってみてください。
1-1.紙や布に吸い込ませて捨てる
1-1-1.牛乳パックを使用
家にあるもので簡単に油が捨てられる方法です。
①牛乳パックの中に新聞紙や布を詰め込む
②ビニール袋の中に新聞紙などを敷く(油がこぼれてもいいように)
③ビニール袋の中に①を入れる
④油がこぼれてもいいようにビニール袋の中で油を注ぐ。
※この時、自然発火を防ぐために水を一緒に入れておく。
⑤油が漏れないように、牛乳パックの口を粘着テープでしっかり閉じる
⑥ビニール袋をしっかり結んで、あとは可燃ごみとしてポイ。
※1ℓの牛乳パックで処理できる油の量は、だいたい500mlぐらいです。多く入れすぎてあふれないようにしましょう。
1-1-2.ビニール袋を使用
牛乳パックがない場合はビニール袋でもOKです。できるだけ厚めの袋で、二重にしておくと安心ですね。
①ビニール袋の中に新聞紙や布を詰め込み、そこに油を注ぎます。
※この時、自然発火を防ぐために水を一緒に入れておく。
※不安定な場所では倒れたりするので、ボールや三角コーナーに立てて注ぐと安心です。
②口をしっかりと閉じる
③袋を二重にすると漏れの心配が減ります。あとは可燃ごみとしてポイ。
・新聞紙や布など吸油性のよい素材を多めに詰め込む(キッチンペーパー、まんが雑誌、トイレットペーパー、使わなくなった衣類、オムツ等でも代用可。)
・油が染み出したり、漏れ出すことがないようにしっかり閉じる
【牛乳パックの場合】→口を粘着テープでしっかり留める
【ビニール袋の場合】→袋を二重にする
市販品でも「油を吸わせるタイプ」の商品が、スーパーやドラッグストア、100円ショップなどで購入可能です。
上越 吸い取るんです(冷めた油用)
1-2.油凝固剤で固めて捨てる
市販の油凝固剤などで油を固める方法です。
固まったあとは可燃ごみとしてポイっと捨てられ、処理がたいへん楽です。油凝固剤といえば、「固めるテンプル」が有名ですね。懐かしいCMをどうぞ♪
一般的な使い方は、使い終わった油に粉末状の凝固剤を入れてかき混ぜるだけ。1時間ぐらいしたら、冷えてゼリー状に固まっているので、後はヘラなどですくってポイっと捨てる、「何だか楽しそう」と思ってしまうぐらい、らくに油が捨てられます。
1-3.片栗粉・小麦粉を混ぜて捨てる
油に同じ量の片栗粉か小麦を入れて混ぜます。
時間がたつと、ドロドロした状態まで固まるので、ビニール袋などに入れて捨てる方法です。同じ量ということで少量の油ならいいかもしれませんが、多量の場合には何だか気が引けますね。凝固剤を切らしてたり、古い粉の処理を兼ねている場合には便利かなと思います。
1-4.食用油回収に持っていく
地域によっては、各自治体や業者による使用済み食用油の回収ボックスが設置されていたり、定期的に回収が行われています。
資源の再利用として有効活用する目的がありますので、リサイクル推進のためにも積極的に利用したいところです。そして、そこそこで持ち込みのルールが決まっていますので、しっかり確認しておきましょう。一般的には、「ペットボトルに油を入れて、フタをしっかり閉めて出す」というのが多いようです。割れる恐れがあるビンで油を捨ててはいけないことが多く、ビン入りのハーバリウムオイルをそのまま出すことは基本的にはできません。
2.捨てる時に役立つ失敗しない注意点まとめ
「ハーバリウムオイル」は食用油とおなじ処理方法で可燃ごみとして捨てる、ということはご理解いただけたと思います。
では、捨てる際の留意点をいくつかご説明しますね。
2-1.オイルは絶対に排水口に流さない
オイルを排水口に流すと…
・オイルが排水設備や下水道管の内部に付着し、つまりの原因になる
・内部につまったオイルが帰化し、火事の原因になる
・悪臭の原因になる
など影響は多大です。場合によっては、キッチンやトイレが使用できなくなったり、法律で罰せられることもあります。そして何より、オイルの破棄は環境への負荷が非常に大きく小さじ1杯の油を浄化するのに浴槽1杯ほどの真水が必要とも言われるほどです。どんなに面倒に感じても、美しい地球を未来に残せるよう環境への配慮をつねに心がけてまいりましょう。
2-2.本当に捨ててもいいオイルか確認する
「ハーバリウムオイル」として、実際は、じつにさまざまな種類のオイルが使用されています。信頼したお店で購入したものなら、オイルの種類や成分表、また捨て方などの説明書が明記されている場合が多いので、それに従いましょう。ただ、ハンドメイドのものや、説明書がないものは注意が必要です。というものも、上述した方法では簡単に破棄できないオイルが使用されている可能性があるからです。
少し細かい話になりますが、例えば、ハーバリウムオイルとしてよく使用される「ミネラルオイル」といっても、種類がたくさんあり、中には簡単に捨てられないものも存在します。通常、ハーバリウム専用オイルとして販売されているものなら、引火点が262℃以上という基準を満たし安全性が確保されています。しかし、中には、引火点が200~260℃程度のものもあり、環境によっては自然発火の恐れがあるということで、消防法で危険物指定されています。それらは産業廃棄物扱いとなりますので、各自治体の指示に従って処分しなければなりません。(まあ、ごく少量であれば、可燃ごみとして出せるかもしれませんが)
「ハーバリウムオイル」についての詳しい内容はこちら↓↓
ハーバリウムオイルの成分とは?液体の種類とおすすめの代用品も紹介
ということで、大切なことは
・ハーバリウムは信頼のあるお店で購入する
・購入前に、オイルが可燃物として捨てられるものか確認する
ということです。
信頼のおけるお店というのは、商品の品質第一に、また売ったら終わりではなく、お客様目線にたって、アフターケアにも意識を向けているものです。ハーバリウムを購入する際には、デザインだけでなく、お店選びにも注意した方がよさそうですね。
2-3.ビンを再利用するなら
ハーバリウムを捨てた後のガラス瓶を再利用しようと考える人も多いのでは?
再利用のためには「①洗浄→②消毒→③乾燥」が重要ですが、洗浄方法が「オイルの種類」によって変わってきます。
2-3-1.ミネラルオイル(流動パラフィン)
家庭用の中性洗剤で洗えます。
2-3-2.シリコンオイル
コーディング剤としても使われるシリコンは、家庭用の中性洗剤で洗うのは大変です。専用のシリコン洗浄剤で洗いましょう。
ハーバリーナー専用と説明のあるシリコン洗浄剤は、まだ市場にあまりないようですが、該当商品を見つけました。↓↓
あぶら屋ヤマケイ ハーバリーナー(シリコン洗浄剤) 販売サイト:あぶら屋ヤマケイ
※2018年現在はハーバリウム用オイルの付属品であり、オイルと同時購入でしかお求めになれません。(単品では買えません)
※ハーバリーナーとオイル吸着剤のセット販売は予定されています。
シリコンオイルは、机や床、カーペットや衣類などに付着するとなかなか取れません。捨てる際は十分に注意しましょう。
まとめ
ということで、今回は「ハーバリウムオイルの捨て方」について具体的方法と役に立つ注意点をまとめてみました。
身近になりつつある「ハーバリウム」ですが、オイルの取り扱い方や処理方法が気になって購入やハンドメイドするのをためらっている人もいるのではと思います。
大切なことは2点、
・オイルについての知識を深めておく
・商品や材料は信頼できるお店で購入する
これらのことに注意して、素敵なハーバリウムライフを送っていただければと思います。
この記事が皆さまの毎日にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
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