こんにちは、めぐーるギフトです。このサイトでは、ギフト選びで悩んでいる方へのお役立ち情報を、最新トレンドも交えてお届けします!
春先になるとどこからともなくツバメがやってきて巣作りを始めますが、親鳥たちがせっせと巣をつくり、小さなヒナ達を一生懸命育てている姿はとっても微笑ましいですね。応援したくなってしまいます。
この「ツバメの巣」ですが、家に幸運をもたらしてくれる縁起の良いものとして、昔からよく知られています。
・家が繁栄する
・子宝に恵まれる
・家が火事にならない
・無病息災
・商売繁盛
他にも、ツバメの巣効果で「宝くじに当たった⁉」人もいるそうですよ。
うらやましいですね。
が、しかし!
実際に家にツバメが巣を作ると、けっこう大変です。一番の問題は「糞」。糞よけガードなど対策が必須になります。また、出入口など作る場所によっては人間の生活に支障をきたす場合があったり、糞によるアレルギー症状やダニの発生など、健康被害につながることも。
そして、困ったあげく
「もう撤去しちゃえ!」
となってしまいそうですが…
・それって本当に大丈夫?
・縁起物の「ツバメの巣」を壊してしまったら、不吉なことが起きるのでは?
と心配になってしまいますよね。また、
・法律的にアウト!
とも言われており、「撤去したくてもできない」人が中にはいらっしゃるのではと思います。
ということで本記事では、そのあたりの疑問が解消できるよう調べたことを、まとめました!
さらに、作られて困るぐらいなら、「そもそも作らせなければ良いのでは?」とも思いますので、その対策方法にも触れています。ぜひ最後までご覧ください。
1.ツバメの巣を壊したら縁起が悪いか?
ネットに上がっている意見をご紹介します。
【yahoo知恵袋より抜粋】
1、「ツバメの巣を撤去した私には何か不幸が訪れますか?」という質問に対して
・大体ツバメの巣を除去したら不幸になるなら、私が住んでいる社宅の人は大半が不幸になりますよ。ただの迷信ですから、どうぞ気になさらずに。
・大丈夫だと思います。燕の巣を縁起物にしたのは昔、お金持ちの家は大きく燕が巣を作り易かった為、普通の家に巣作りするとその家も金持ちになると言われたからです。(←今は状況が異なる)
2、「つばめの巣を壊すとバチ当たりますか?」という質問に対して
・とり払っても、罰はあたらないし、家を汚くするのが嫌ならしょうがないと思います。
・罰は当たりません。昔の人は田畑と自然を良く見ていて、農薬もない時代、田畑の虫をどんどん取ってくれるツバメを良い生き物として認識し、巣を作ってくれれば即ち自分の田の虫を食べてくれるので、縁起が良いと考えました。(←今は状況が異なる)
その他いろいろ見ましたが、結論を言うと「ツバメの巣を壊したからといって縁起が悪いことが起きる」という話はありませんでした。たまたま不幸のタイミングが重なった場合もあるかと思いますが、こればっかりは捉え方の問題になります。
どうしても心配ならば、撤去しない方向でいくか(糞対策をする、役所や専門業者に相談するなど)、御祓いなどを検討してみては如何でしょうか。
2.卵やヒナがいる巣を撤去したら法律違反?
「ツバメの巣」の撤去ですが、場合によっては法律で罰せられるということをご存知でしたか?
最悪の場合「1年以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる」可能性があります。
鳥獣保護法8条では、
原則として「鳥獣を捕獲・殺傷したり、鳥類の卵を採取・損傷したりすること」は禁止されています。ツバメも「鳥獣」にあたるので、これに違反した場合は罰せられるというわけです。
じゃあ、「ツバメの巣」を撤去したい場合はどうしたらいいの?
卵やヒナがいない巣を壊したり、まだ巣を作っている段階で親の巣作りを邪魔するだけなら違反にはなりません。しかし、すでに巣の中にヒナがいたり卵がある場合は、違反になるので注意が必要です。
そして、巣は通常、人の手が届かないところにあるので、卵の有無など素人では判断しにくい場合もあります。優先すべきは生き物の命ですので、慎重に対応しましょう。
とはいえ!
卵やヒナがいるけど、本当に困ってるので撤去したいんです。一体どうしたら??
その場合は「自治体」に相談しましょう。生活や健康被害を受けるなど深刻な場合は、捕獲や採取に関する許可が下りることもあります。まずはお住いの自治体に事情を話して、対応策を考えるといいですね。
ツバメが巣を作ってヒナたちが巣立っていくまで「せいぜい数か月」。可能なら最後まで暖かく見守ってあげるのが理想ではあります。「巣の撤去」は最終手段と考えて、まずは何か策が講じられないか、役所や専門家の方たちの意見を参考に検討したいものですね。
↓↓「ツバメの現状」について、まずは知ることが第一歩だと思います。
・ツバメブログ(糞やカラスの対策法などの情報もあり)
3.ツバメが巣を作る家は、選ばれし家!
ツバメは、どんな家にでも所かまわず巣を作るわけではありません!「ツバメが巣を作る」家というのは、環境の整った風水的にも効果のある選ばれた家です。つまり、大変光栄なことなんです。
渡り鳥であるツバメは本能的に環境の良し悪しを判断することができます。そんなツバメがしっかりと吟味して子育てに適していると選んだ場所は、恵まれた環境に他なりません。風水の考えにも通じますが、
・風通しがよく衛生的な場所
・気の流れが自然で心地よい場所
また、外敵から巣を守るために、
・人通りの多いにぎやかな場所
など本能的に良いと判断した場所を選びます。つまり、
「ツバメの巣がある」=「快適で良い気が流れている家」
の証明であり、これが縁起が良いとされる所以です。
昔は当然のように歓迎されていたツバメの巣が、住宅事情の変化に伴って、今は疎まれる存在になってしまったのは悲しいことです。昔からの共存体制を、人間側の一方的な都合であっさりと排除してしまわないように、どうにか共存できないか考える事が大切でしょう。
4.そもそも作らせないように対策しよう!
たしかに、ツバメに選ばれるほど気持ち良い家であることは、大変名誉なことです。がしかし、それが悩みの種になってしまうのなら、未然に防いだほうが精神的にも良いでしょう。
では!「ツバメに巣を作らせない」方法をいくつかご紹介。
4-1.対策1:天敵のおもちゃを置く
蛇やカラスなどツバメにとって天敵のおもちゃを、巣を作りそうな場所に置いておく方法です。置いとくだけなので手軽ですが、案外効果があるとのこと。今は100均とかでも安く手に入りますから、試しにやってみましょう。
4-2.対策2:鳥よけネットを張る
ネットを張ることで、巣を作りそうなスペースに入り込ませないようにします。
こちらは網が透明ということもあって景観も損なわず、光を遮ることもなく明るさを保てるのでお勧めです。カラスやハト除けにベランダなどで使用している人も多いようです。
4-3.対策3:テグスを貼る(見えないバリア)
巣を作りそうな場所にテグスを貼っておきます。30センチぐらいの長さでテープで貼ってたらしておくだけでも効果があるようなので、やってみる価値ありですね。透明なテグスということで、人間のほうも誤ってひっかけると危険なので注意してください。
その名も「防鳥テグス・羽恐怖」。これにあたったツバメは、恐怖を感じるほど驚くのでしょうね。(可哀そうな気がしますが)
4-4.対策4:キラキラした物をぶら下げる
要らなくなったCD-ROMやアルミホイルなど、キラキラした光るものをぶら下げると、効果があるそうです。
アルミホイルの使用方法としては、巣を作りそうな場所一面に張り付けたり、短冊状のものを何枚かぶら下げたりします。実際にやってみた人の話では、「アルミホイルを何枚かぶら下げておく」方法が効果が高かったそうです。理由を考察すると、
・光っている
・揺れている
・カシャカシャうるさい
のが嫌がる理由ではないかと。また自分が写り込むことで、「誰か居る(=つまり自分)」とびっくりするのではないかという話でしたw
4-5.対策5:ひもを吊るす
ツバメが巣を作りそうな場所やその周辺に、縄やビニールひもなどをぶらぶらと下げておくと良いそうです。ツバメの飛行を妨げることで、ここは飛び周りにくく、巣づくりと子育てに適していないと判断させて諦めさせる方法です。
ツバメが巣を作りそうな場所は玄関先などですから、見栄えはちょっと悪いですが、期間限定なので試してみてもいいかもしれません。
4-6.対策6:壁につるつるしたものを張る
ツバメは巣が作りやすいような凹凸のある壁面を選んで巣作りを始めます。したがって、壁につるつるとしたものを貼るのも対策としておすすめです。例えば、
・ガムテープを貼る
・ビニールシートを貼る
・ゴミ袋を貼る
・ラミネート板を貼る
等が考えられます。景観が気になるなら、透明のものを利用すると良いでしょう。
4-7.対策7:忌避剤を使う
ツバメをはじめ、ハトやカラスなど鳥類が嫌がる成分の入った「忌避剤」を、巣作りしそうな所に仕込んでおくことで近寄らないようにする方法です。
このように、簡単かつ費用もかけずにできる対策法もいろいろあるので、ご自分の状況に応じたやり方で試してみると良いでしょう。心配なら、いくつか組み合わせて行うのがおすすめです。せっかく巣作り場所として選んでくれたツバメさんには申し訳ないですが、巣作りを始める前の早い時期から対策しておくことが重要です。
まとめ
ということで、本記事では、縁起が良いと言われる「ツバメの巣」を壊したら縁起が悪い??という点について取り上げてまいりました。
内容をおさらいすると、
・「ツバメの巣を壊したからといって、縁起が悪い」という話は聞かない
・「巣の撤去」はできないことはないが、卵とヒナが要る場合は法律違反なので、自治体に相談を
・「巣の撤去」は最終手段として考えよう
・そもそも「巣を作らせない」対策をしておこう
になります。
「ツバメの巣ができた家」は「気持ちが良い家」である証なので嬉しい反面、現実は何かと不都合になります。
・ヒナが巣立つまで温かく見守る余裕がない
・アレルギーなど健康被害が心配だ
といった場合は、早め早めに情報を集めて対策するようにしましょう。
この記事が皆さまの毎日にとって少しでもお役に立てたら幸いです。
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